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  • 【中性脂肪が多いと〇〇⁉︎】

    2022年11月2日

    前回のブログでは『コレステロール』について記述しましたが、健康診断でもドクターから指摘を受ける項目として”中性脂肪”があります。

    今日はこの【中性脂肪】について説明して行きます!

    是非最後までご覧ください!

    【中性脂肪とは?】

    中性脂肪には、食事中の脂肪が腸で吸収されて血液中に取り入れられた「外因性トリグリセリド」と、一度肝臓に取り込まれた脂肪が再び血液中に分泌された「内因性トリグリセリド」の2通りが存在します。
    血液中には、中性脂肪の他に、「コレステロール」「リン脂質」「遊離脂肪酸」の3つの脂肪が存在しますが、このうち、

    中性脂肪とコレステロールは、動脈硬化の元凶とされています。

    それなら体内の中性脂肪はゼロにしたほうがいいのか、というとそうではありません。
    なぜなら、中性脂肪は「体内にエネルギーを貯蔵する」という大切な役割を担っているからです。
    生命を維持するためのエネルギーとしては主にブドウ糖が利用されますが、

    中性脂肪はブドウ糖の不足を補う形で利用されます。

    しかし、エネルギーとして使われなかった中性脂肪は、肝臓や脂肪組織、皮下、血中に蓄えられて、その多くは皮下脂肪になります。

    こうなると、生活習慣病のリスクも高まります。

    つまり、中性脂肪は多すぎても少なすぎても好ましくないということです。

    【中性脂肪が多いとどうなる?】

    中性脂肪は人間にとっては必要ですが、肝臓で増えすぎれば脂肪肝につながりますし、皮下組織で増えれば肥満につながります。
    また、血液中の中性脂肪が多い状態が続くと、

    動脈硬化のリスクが高まります。


    その他、中性脂肪値が基準値より高い場合は、「脂質異常症」「糖尿病」「ネフローゼ症候群」「膵炎」「甲状腺機能低下症」などを患っている可能性も考えられます。

    【中性脂肪が高い原因】

    中性脂肪値が高いからといって、必ずしも肥満ではないということ。
    脂質の多い食べ物やアルコールの過剰摂取以外にも、中性脂肪値が高い原因はあるのです。

    たとえば、痩せているのに中性脂肪値が高い場合、

    食事から摂取した脂肪が血液中に留まりやすい体質であることも考えられます。


    「血液中に中性脂肪が多い」状態だと、血液はドロドロと考えられます。

    そうなると、身体の隅々まできちんと酸素や栄養が運ばれず、老廃物も溜まりやすく、健康面にも美容面にも影響が出てきます。

    また、ストレスも中性脂肪値に悪影響を与えるので、ストレスを溜めないように心がけることも大切です。

    【中性脂肪が少ないとどうなる?】

    では、中性脂肪値が低過ぎる場合はどういった弊害が考えられるでしょうか。

    先にお話しした通り、中性脂肪は「体内にエネルギーを貯蔵する」という大切な役割を担っています。
    そのため、中性脂肪値が基準値以下の場合、体内のエネルギーの蓄えが少ない状態なので、「疲れやすい」「十分に休んでもスタミナが回復しない」といったことが起こります。

    また、中性脂肪は身体の体温調節に関係しているため、低体温、末端の冷えなどの症状が現れることもあります。
    さらに、中性脂肪に溶け込んで体内を巡っている「脂溶性ビタミン(ビタミンA、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンDなど)」が不足して、免疫力の低下や、抜け毛や肌荒れなどを起こす場合もあります。

    【中性脂肪が少ない原因】

    中性脂肪値が低すぎる原因は、大きく分けて4つあります。

    1つめは、

    ダイエット目的などで極端な食事制限をおこなうこと。

    2つめは、

    アスリート並みの過度な運動。


    3つめは、

    なんらかの疾患が関係していることが考えられます。


    たとえば肝機能に問題がある場合、中性脂肪を合成、貯蔵することができなくなるため値が下がりますし、甲状腺機能亢進症(=バセドウ病)の場合、新陳代謝が非常に活発となるため、中性脂肪が大量に消費されることで値が下がります。
    4つめは、

    体質や遺伝によるものです。

    1つめから3つめの原因に当てはまらないなら、体質的に中性脂肪を蓄えにくいと考えられます。

    【中性脂肪の基準値とは?】

    中性脂肪の基準値は、30~149mg/dLとされています。

    中性脂肪は過剰に増えても自覚症状を感じることがないので、定期的に健康診断を受けることが大切です。
    中性脂肪は内臓周囲につきやすく、内臓脂肪の増加につながり、血糖値や血圧が上昇した結果、

    血栓ができやすくなります。


    生活習慣病の予防のためにも、定期的な検査をおこなうことで、中性脂肪を溜めないよう心掛けましょう。

    【中性脂肪を減らすには?】

    中性脂肪値は食後に必ず上がりますし、

    食事に大きな影響を受けます。

    そのため、食事内容を見直すことはもちろん、蓄え過ぎたエネルギーを消費するために運動することなども有効です!

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