Blog ブログ
-
【消費カロリーVS摂取カロリー】
2022年12月1日
皆さんは「痩せたい！」と思ったら、
◆運動して痩せようと思うタイプ
◆食事を改善して痩せようと思うタイプ
どちらでしょうか？
私は、これまでに数多くのダイエットを目的とされるお客様の指導・アドバイスを
行ってきましたが、あとが絶えない永遠のテーマのように感じます。
今回は”運動して痩せるタイプ”と”食事を改善して痩せるタイプ”を比較して解説していきます！
【”消費カロリー”と”摂取カロリー”はどちらが優先される？】
結論、
摂取カロリーの方が優位に働きます。
なぜなら、人間の身体は”生命の維持が第一優先”だからです。
その為、摂取カロリーを極端に減らすと身体は
餓死しないように危険信号を出して、体温を下げて
代謝（消費カロリー）を落とそうとし少ない摂取カロリーでも生命を維持しようと働きます。
ダイエットで停滞期に陥る一番の原因がこれにあたります。
【運動だけで痩せられる⁉︎】
運動だけで痩せようとしても、なかなか痩せません。
例えば、ジムなどに通い始めて運動して消費カロリーを増やそうとしても、
ジムで1時間筋トレをしても消費カロリーは約200kcal程なので
おにぎり１個分程度のカロリーしか消費できません。
おにぎり１つ食べるのは簡単ですが、筋トレ1時間は大変ですよね。
なので、
身体は運動のように体外からの刺激による影響よりも、
食事のように体内に入れた方が影響を受けやすいというわけです。
その為、身体に影響を与える割合は
運動２割・食事８割
【日常生活でカロリーは消費させるには？】
日常的にカロリーが消費（代謝）するときには、
・普段の通勤・買い物・洗濯などの日常生活
・食事でよく咀嚼する などがあります。
これらの活動量を増やすことで、消費カロリーは大きくなるので、
例えば、普段の仕事がデスクワークなら
・通勤中になるべくエスカレーターより階段を歩く
・1時間に1回トイレに行く為に立ち歩く
・帰り道に少しだけ遠回りして歩数を多くする
などすると、
日常的に運動していない方でも1日活動量が増えて消費カロリーも多くなります。
【食事をしていてもカロリーが消費する方法⁉︎】
身体は、食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。
このため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。
この代謝の増加を食事誘発性熱産生(DIT: Diet Induced Thermogenesis)といいます。
食事誘発性熱産生でどれくらいエネルギーを消費するかは栄養素の種類によって異なります。
タンパク質のみを摂取したときは摂取エネルギーの約30％、
糖質のみの場合は約6％、
脂質のみの場合は約4％で、通常の食事はこれらの混合なので約10％程度になります。
食事をした後、身体が暖かくなるのはこの食事誘発性熱産生によるものです。
加齢や運動不足で筋肉が衰えると、基礎代謝が低下するだけでなく食事誘発性熱産生も低下します。逆にトレーニングで筋肉を増やすと食事誘発性熱産生は高くなるとされています。
また食事の摂り方としてよく噛まずに飲み込んだり、流動食だけを摂る場合に比べると、よく噛んで食べる方が食事誘発性熱産生は高くなるといわれています。
以上のことから、タンパク質のDIT反応は他の栄養素と比べると圧倒的に高い為、
ダイエット中に、タンパク質を多く食べると良いとされる理由はここからきています。
詳しくは下記をチェック！
↓↓↓
【まとめ】
・消費カロリーよりも摂取カロリーのほうが優先される。
・摂取カロリーを極端に減らし過ぎると、身体は生命の維持に危険を察知し
餓死しない様に代謝を下げる。これがダイエットで停滞期に陥る原因。
・運動だけで痩せることは、とても非効率！
運動２割・食事８割が身体に影響を与える。
・日常生活でもカロリーは消費する。
・食事をしていてもカロリーが消費される。
その反応を”食事誘発性熱産生（DIT反応）”と呼ぶ。
タンパク質がDITが高いのでダイエット中には積極的に摂取する。
【東神奈川でパーソナルトレーニングならSuccess Fitness】
HP：https://successfitness-yokohama.com/
公式LINE：https://lin.ee/DO6Pnbp
Instagram：https://z-p15.www.instagram.com/successfitness_yokohama/
