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【糖質制限ダイエットは本当に効果があるのか?】
2022年10月23日ダイエットで思い浮かぶことはなんですか?
やはり”食事制限”ではないでしょうか。
その食事制限の方法も様々で、某最大手パーソナルジムのラ〇〇ップによって糖質制限が知られるようになりました。
さて、その糖質制限ダイエットは本当に効果があるのでしょうか?
【結論】
- 体重減少は体内水分が抜けているので数値は落ちるが、”脂肪量”が減少しているわけではない。
- 糖質制限は筋肉も減らしてしまいやすいので長期的にはデメリットしかない。
- リバウンドを繰り返しやすく、繰り返すことによってどのダイエットをしても痩せにくくなる。
糖質制限ダイエット、低炭水化物ダイエットなど様々な名前で呼ばれる糖質や炭水化物の摂取を制限するダイエットが大流行しています。
しかし、これらのダイエット理論の中で悪者とされる糖質・炭水化物は、実は身体にとって一番といっても過言ではないほど、とても重要な栄養素なんです。
【なぜすぐに減量効果が表れるのか?】
身体に糖質・グリコーゲンを蓄える際に、グリコーゲン1に対して3~4倍の水を必要とします。
炭水化物を減らすと、蓄えていたグリコーゲンも減るため、糖質・グリコーゲンと一緒に水も減っていくので大きな体重減少が起こっているように見えます。
気を付けていただきたいのが、この体重減少は身体から水が抜けているだけで、本当に減らしたい体脂肪が減っているわけではない点に注意が必要です。
【糖質制限ダイエットの身体への影響は?】
糖質・炭水化物を極端に減らしてしまうと、疲れやすくなったり、集中力が欠けてしまったりします。 また、長期間、糖質・炭水化物を極端に減らす、食事量全体を減らす生活をすると、めまいや頭痛などの慢性的な体調不良に陥る場合があります。
さらに、糖質が不足すると身体は筋肉を分解して補おうとしますので、筋肉量が減ってしまうという危険性があります。
本当に減らしたい体脂肪が減らずに筋肉が減るのは、やはり困りますね。
【なぜ糖質を減らしても身体は脂肪を燃やしてくれないのか?】
糖質は車でいうところのガソリンでもありブースターの役割を担っています。
つまり”糖質がなく脂肪だけでは、燃やそうとしても火がつかない、その結果、脂肪が燃えない(=エネルギーとして使えない)”ということになります。
つまり、ダイエットの基本は変わらない。
定期的な運動と健康的な食事に尽きる!
【糖質制限の健康リスク】
糖質制限では糖質を控えた分、相対的に脂質を多く摂取しがちになるため、血液がドロドロになり血液循環が上手くいかず、かえって死亡リスクが増える可能性が上がります。
このことから、糖質制限食を続けると心血管系の合併症(心筋梗塞などの血管が詰まる病気)が増えて死亡リスクが上がりやすいと言えます。
ダイエットにより体重が減って、一見健康になったようにみえても、死亡する人が増えては意味がありません。
【ハーバード大学の長期研究】
25年の長期にわたって、炭水化物の摂取量と病気や死亡率との関係をみた研究です。 その結果、「炭水化物の摂取が多すぎても少なすぎても死亡リスクが高い」という結果が出ました。
炭水化物のエネルギー割合が50〜55%の人がもっとも死亡率が低く、40%未満と70%以上はいずれも死亡リスクが高かったのです。
これは貴重な長期にわたる大人数の研究結果ですが、「バランスの取れた食事をすることの大切さ」を示唆していると言えます。
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